蚊取り線香の歴史と、天然素材100%でつくられる蚊取り線香

田舎の夏の風物詩、蚊取り線香。
縁側で風鈴がチンチロリン、蚊取り線香の煙がゆる~くたちのぼる。

まさにザ・田舎の風景といった感じですよね。

では、蚊取り線香は今や単なる夏の風物詩なのでしょうか?
いえいえ、いろんな虫除け商品が発売される中にあって、蚊取り線香はいまだ根強い人気があります。
なんとなく当たり前のように使っている蚊取り線香、そもそも何で作られているのか、その歴史などを振り返りつつ、今も天然素材のみで作られている蚊取り線香などをご紹介していきたいと思います。

蚊取り線香の歴史は、金鳥の歴史

蚊取り線香はもともと、除虫菊(じょちゅうぎく)という花の粉を練りこんで作られていました。
除虫菊にはピレトリンという殺虫効果のある成分が含まれていて、それが蚊に効いたんですね。

蚊取り線香を最初に発明したのは、現在の大日本除虫菊株式会社(金鳥)の創業者、上山栄一郎氏。

「荒れた土地でも栽培できる除虫菊なら貧しい農家を救うことができる、輸出すれば国も豊かになる」との考えから、除虫菊の普及に奔走していたそうです。
そんな志から生まれた商品だったとは知りませんでした。

除虫菊の粉は、最初はそのまま使ったり、火鉢の中に入れて燃やしたりして虫除けにしていたそうなのですが、その後、除虫菊の粉を線香に混ぜ込んで固形化することや、長時間燃やせるように渦巻き型に進化していきました。
これも、全て上山栄一郎氏の発明なんだそうです。

この渦巻き型の蚊取り線香が誕生したのは明治35年(1902年)ということですから、なんと100年以上の歴史があるんですね。
今もほぼその形態のまま、変わらずに愛されているというのはすごいことです。

現在販売されている蚊取り線香は、除虫菊に含まれている天然殺虫成分ピレトリンではなく、ピレトリンに似た化学化合物ピレスロイドでつくられています。
ちなみに、おなじみキンチョールも同じ成分が使われているんですよ。

これはもう、黄金コンビですよね。
私は田舎暮らしを始めて3年弱ですが、家の中での虫対策には防虫剤として蚊取り線香、殺虫剤としてキンチョール、その二つがあればいいという結論に達しています。
特に殺虫剤は虫別にいろいろ販売されていますが、結局のところ、キンチョール1本あれば事足ります。

では、もう除虫菊の天然殺虫成分でつくられている蚊取り線香は売ってないのでしょうか。

天然素材100%で作られる蚊取り線香

これが、あるんです。
除虫菊の天然素材で作られている蚊取り線香、あります。

こちらは天然素材100%の蚊取り線香です。

無添加・無農薬・無化学成分・無着色で、防腐剤なども一切使用せず、化学物質ゼロということなので、天然素材にこだわる方も安心して使えるのではないでしょうか。
煙も匂いもソフトなのでとても使いやすいです。

この商品が販売されたのは2004年、ということで割と最近。
販売元である「ほんもの総合研究所」さんは、生態系調和型商品の開発をされている会社さんなんです。

ちなみに、こちらの「かえる印のナチュラルかとり線香」を実際に製造しているライオンケミカル株式会社さんも、大正時代に除虫菊の粉を使った渦巻き型の蚊取り線香を作っていまして、現在その復刻版が販売されています。

大正8年の発売当初からの変わらぬ成分内容で作られているとのことなので、大正時代に実際に使われていた蚊取り線香として非常に興味深いですね。
もちろんこちらも、天然素材100%です。

改めて、蚊取り線香の使い方

蚊取り線香は、通常サイズだと燃焼時間は約6~7時間。
ちょうど就寝中に焚き続けられる時間なんですね。

効果のある範囲は通常サイズの蚊取り線香なら6畳くらい、部屋を閉め切って使うと効果があるらしいですが、いやいや、蚊取り線香って窓開けてるときに使いますよね。(笑)

ただ、バルサン的な使い方としてはいいかもしれないです。
ちょっと外で草むしりなんてしている間に、部屋を閉めきって蚊取り線香を焚いておけば効果ありそうですよね。
蚊取り線香の煙って、ムカデも嫌がるみたいだし。

窓を開けているときは、窓の近くに置いて虫やムカデの侵入を防ぎましょう。

ちなみに、蚊取り線香といえば煙ですが、煙自体に殺虫効果があるわけではありません。
燃焼部分の約8mmほど手前部分から殺虫成分が出ているのだとか。
実際の殺虫成分は目には見えてないんですね。
殺虫成分がどこまで拡散しているかは、煙ではなく匂いでわかるようですよ。

身近にある蚊取り線香ですが、意外と知らないことが多いですね。
今年の夏は、蚊取り線香を上手に使って虫対策を!

本日の四方山商店のイチオシ

除虫菊の粉など天然素材100%でつくられた蚊取り線香。

こちらも同じく天然素材100%ですが、大正時代と同じ成分でつくられている蚊取り線香。

そして蚊取り線香の歴史をつくった金鳥のゴールデンコンビ。
蚊取り線香をどれ使うかは別として、防虫剤と殺虫剤はこのコンビが最強です。

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