路傍雑草「ベニバナボロギク」を食べてみたら、まるで春菊だった!

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◆当記事は、植物女子の友人もんちから寄稿頂きました♬

鍋がおいしい季節になりました。
たっぷり野菜を煮込んで作るお鍋は、からだぽかぽか、寒いお山ではありがたい料理。

でも、巷では野菜が高騰中!

そんなとき、ふと足もとに生えている雑草に目がとまりました。
これが食べられたらどんなにいいことか・・・!

実は最近、野草摘みの本にハマってまして、食べられる雑草を開拓しています。
なんでも「ベニバナボロギク」という花は、春菊とミツバの間の味がするとか。
よく見かける雑草だし、探して食べてみることにしました!

ベニバナボロギクってこんな草

ベニバナボロギク2

■アフリカ原産の外来種
■伐開地や道端など、人の手がよく入るような、明かるい場所に生える一年草
■花は8~10月ごろ

東京でも時々見かけましたが、このお花が好きで、見つけるとなんだかうれしくなっていたものです。オレンジの筆みたいなお花。かわいくないですか!?

まさか、この草が食べられるなんて!!

食べ方&栄養

ベニバナボロギク4

■若い葉を摘んで食べる
■採取時期は5~10月。11月の今も場合によってはあります
■薬効としては、利尿、乳腺炎、腸炎、消化不良、健胃整腸、むくみ、抗酸化作用
参考文献:平谷けいこ・赤間博斗著、「おいしい雑草 摘み菜で楽しむ和食」、山と渓谷社

今の時期はもう花が終わりかけでおいしくなさそうなものも多いですが、草刈りされて花をつけなかったちっさい株を見つけて、柔らかそうな葉っぱをいただいてきました。

いざ、実食!!!

ベニバナボロギク3

最初は、本にならって「塩ゆでして水にさらして・・」という工程を踏んでから、おじやに入れてみました。そしたら、ちょっと間抜けな味になってしまいました。
採った葉が若くてアクがほとんどなかったんだと思います。

そこで2回目は何も考えず、洗ってポイっと鍋に入れてみました!
そしたら、もう!!まさに、春菊+セリみたいな味!!ほどよいアクセント。
普通にお鍋に欠かせない存在になりそうな予感!カレーとか味の強いものとの相性も良さそう・・。
いやでも、もうすぐ枯れちゃうわ!
みなさん、急いで探してみて~!!(笑)

▶ ちなみに・・
似ているダンドボロギクは上記参考文献によれば、「洋風な味わいと香りがよい」とな。
もう少しアクが強いそうです。
このあたりではあまり見かけませんが、いつか見つけたら食べてみよう!

いろいろな雑草も試してみては?

ベニバナボロギク5

実はこの「野草を食べる」ということは、田舎に来てやってみたかったことのひとつ。
ゼンマイやタラノメのようなメジャーな山菜だけでなく、いわゆる雑草を食べてみるということは、自然が豊富な田舎ならでの楽しみかも。
実はこういう雑草、都会の公園や道端なんかにも、普通に見られるものばかりなんですが、なんとなく畑の端っことかで採ったもののほうが嬉しい。(笑)
何より見つけやすい!

今の時期は食べられるものが少ないけど、次の春には、いろいろ試してみたいものがたくさん♪今からうずうずしています(笑)

雑草を食すことについては、「摘み菜」、「野草摘み」などのキーワードで書籍が出ています。興味ある方は、是非読んでみてください。新しい世界が広がるかも♪

※野草は専門書を見てしっかり確認してから食べましょう!

本日の四方山商店イチオシ

こんな1冊を持っていれば、野草をもっと身近に楽しめそうですね。
もんちさんが参考にされていたのもこちらの1冊!
「お散歩をもっと楽しく♬」向上委員会からのお知らせでした。(笑)

 

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