冬の間、室内で暴れまわる蛾の正体は「ひゅうじ虫」だった!

突然ですがみなさん、「ひゅうじ虫」って知ってますか?

私は高知に来て初めて「ひゅうじ虫」の存在を知ったんですが、この辺りでは女性を中心に相当嫌われている「何かの幼虫」で、夏の終わりから秋にかけて大量発生します。

ひゅうじ、ひうじとも言いますが、正式名カラムシという植物だけにつくので、「ひゅうじ虫」と呼ばれています。

これが「ひゅうじ虫」です。

ひいっ、写真、小さめにしてみました。
早くもぞっとします。
このようにオレンジがまぶしい、割と派手めな毛虫です。

この写真の状況もですね、嫌われる要因かと思うんですが、普通毛虫ってそんなに道路とか歩かないじゃないですか。
でもこのひゅうじ虫、やたら気軽に道路とか歩いて移動するんですよ。

そしてなんかもう、「ひゅうじ虫マンションかよ!」ってくらい大量発生するんです。

一葉っぱに一ひゅうじ虫、みたいな。

そしてひゅうじ虫が最も嫌われる要因、それは危険を察知したときの激しい動きなんです。
その動きがどんなものかというと、ヘッドバンギング的な、とでもいいましょうか。
そしてその激しい動きによって、葉っぱもぶるぶるとふるえるわけです。

ひゅうじマンションの住人たちみんなでヘッドバンギングなんて始めた日には、その辺り一帯のひゅうじが、風もないのにぶるぶる、ぶるぶるとふるえるわけですよ。

背筋が凍ります。

しかも私は見たことないんですが、さらに興奮すると緑の液体を吹くらしいんですよ。

もはや失神レベル。

そんな超嫌われ者のひゅうじ虫なんですが、実は、私が、毎年冬になると悩まされ、もはやGよりも嫌いかもしれないと思っている蛾「フクラスズメ」が、ひゅうじ虫の成虫であったことがわかったんです!

越冬する蛾「フクラスズメ」

この冬、悩まされ続けた蛾がいました。

体長4cmほどの真っ黒い蛾で、とにかく、とにかく、とにかく、不快。
何が不快かというと、暴れまくるのです。
いったいどこから現れるのか、いつも夜になると突然姿を現し、バンッバンッとすごい音を立てながら壁から壁にぶつかり部屋中を暴れまわります。

蛾って普通、電気の周りをひらひらと飛びまわってるイメージあるじゃないですか。
でもそれとはまるで違う。
電気は素通りで、縦横無尽に猛スピードで飛びまわるわけです。
イメージとしては「突然目が見えなくなって恐怖で暴れまくる」みたいな感じ。

かなりの低空飛行で体当たりもしてくるので、ぼんやりしてはいられません。
パンチの応酬を避けるジョーのように、暴れまわる蛾を避けなければならないのです。
平和な夜をかき乱す、憎っくき奴。

この蛾の正体、なかなかわかりませんでした。
そして、私はようやくつきとめたんです。

その名も「フクラスズメ」。
成虫のまま越冬するそうです。

越冬!!!

我が家は、虫たちの越冬ホテルとして使われているようです。
( ;∀;)

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この「フクラスズメ」、よくよく見ると真っ黒というよりはちょっと茶系で模様が入っていました。
そして、全身がふかふかの毛でおおわれている・・・首周りも。
これはやはりあたたかく越冬するためなのでしょうか。

そして昨夜も出ました、フクラスズメ。
気が狂ったように暴れまわるフクラスズメ。

洗ってふせてあった食器の中に自ら飛び込み、出れなくなって暴れるフクラスズメ。
洗った食器に全力で体当たりしながら暴れます。

そしてまた飛び出して壁に激突しながら飛びまわり、またどこかの荷物の中に飛び込んで大騒ぎ。

フクラスズメは、昆虫界のイノシシです。

そして、これが、あの「ひゅうじ虫」の成虫だったとは。

もう、全力で嫌いです。

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