巣ごと落ちたツバメのひなたちを救出した話~夏の思い出

もう先月の話になるんですが、「巣ごと落ちたツバメのひなを救出する」という、とても貴重な体験をしました。

ツバメのひなは、もうだいぶ大きくなって大人の羽に生えかわる頃だったので、それはもうかわいくて・・、その一部始終を思い出として記事に残しておきたいと思います。(笑)

巣ごと落ちたツバメのひなを発見したのは、とある銀行でした。
ATMを利用しようと列に並んで待っていると、入口の外でやけに低空飛行を繰り返しているツバメがいることに気づきました。
しかも入口の正面に降り立ったままじっとしていたり、何か様子がおかしいなと思って用事が済んだ後、外に出て周囲をぐるぐると見まわしました。

すると、なんとツバメのひなが巣ごと落ちているではありませんか!

写真の右上に巣が、下の方にひなが写っているのがわかりますか?
ツバメのひなは、まるでずっとそこにいたかのようにちょこんとすわっていました。

でもこれ、見つけたはいいけど既に銀行の窓口は閉まっている時間帯。
どうすりゃいいの??

このままにしておくわけにはいかないし、でも手でさわってしまって大丈夫なんだろうか、でもダメだと言われても放置しておくわけにもいかないし。

というわけで、結局このままにしておくわけにもいかず、ひなたちをそうっと拾い集めました。

ピーピー鳴いて、足でしっかりと草木をつかんでなかなか放しません。
ようやく拾うと手の上を歩いて逃げようとして、足の爪をたててきます。

でも、手に伝わるひなの体温は愛おしかった。
小さな命がここにあるんだっていう感覚。

草木の上に落ちたので、巣もそのまんま無事でした。
なのでひとまず拾い集めたひなたちを巣の中へ。

しばらくは歩いて巣から出ようとしたり動き回っていたんですが、しばらくすると落ち着いておとなしくなりました。
でも、目の前にちょっと動きを感じると口を大きく開けてピーピー鳴くんです。
ほら、ツバメの親が近づくとひなたちが大きな口を開けてピーピー鳴くじゃないですか。
あれです。

う、かわいい。

さてこの巣をどうしたものかと悩んでいると、ひなたちがいた場所からちょっと離れた場所でピーピーと鳴く声が。
がさがさと草木を分けながら探しまわると、いました。
1羽のひなが、ちょこんと。

鳴かなかったら気づかなかった。
えらいぞ!

そうこうしている間、ツバメの親は近くでずっと心配そうに見守っていました。
ひとまず鉢植えにのせた巣の近くに来るものの、どうしていいのかとまどっている様子でした。

私が近づいてもぎりぎりまで逃げようとはせず、ひなたちの近くにいるツバメの親。

しかしこのままでは猫やヘビやカラスにやられてしまうしどうしようと困っていると、銀行の方たちが出てきたので事情を説明して脚立を出してもらい、巣を元の場所に戻してもらうことができました。

その間も、ツバメの親は近くからずうっと見守っていましたよ。

人間がひなに触ってしまうと親がエサをあげなくなるんじゃないかと心配でしたが、ググってみたところ大丈夫そうだったのと、ずっと見守っている姿を見てきっと大丈夫だと思い、その後帰宅しました。

しばらくして「あのツバメのひなはどうなっただろう」と見に行くと、元気にピーピー鳴いているではないですか!
その後、銀行の方たちが巣が落ちないようにさらに補強してくれたようでした。

ツバメさんたち、私のこと覚えててくれるかなあ。
そんな気持ちで見ていると、ツバメの親が私の近くに飛んできてすぐ目の前で旋回しました。

「え、もしかしてあいさつしに来てくれたの!?」

また来ました。
そして、また来ました。

これ、完全に「威嚇」ですね。

私は、ひなたちが元気に巣だってくれればいいですよ・・ハイ。

 

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