はじめての味噌づくり ~おおまかな流れまとめ

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ずっと憧れていながら、なかなか体験する機会に恵まれなかった味噌づくり。

毎年自家用の味噌はすべて自分たちでつくられているむかし暮らしの宿 笹のいえにお邪魔して、ようやく体験してきました。
大豆も、そして麹も、全て自家製なんですよ!

というわけで、味噌づくりのおおまかな流れ、まとめました。

大豆は、親指と小指でつぶれるくらいまで煮る

私が行ったときは、もう既に大豆はやわらかく煮てありました。
どのくらい煮るかというと「大豆が親指と小指でつぶれるくらい」だそうです。
親指と人差し指じゃないですよ。
「小指」です!

ここでしっかり大豆がやわらかくなるまで煮ておかないと、この後の「つぶす」工程でつらいことになります。
しかし笹のいえでつくる量は大量なため、大豆煮るだけでなんと2日間もかかったと!

通常は自家用でそんな大量に作ることはないと思うので心配しないでください。(笑)
そしてこの工程は圧力鍋を使えば大幅に短縮できます。

とにかく大豆をつぶす

やわらかく煮た大豆は水をきって、つぶしていきます。

今回はひたすら手でつぶしました。
井戸端会議しながらの作業はこれはこれで楽しいものですが、他にも袋に入れて足で踏むという方法もあるようです。
その時は、破れにくい漬物用のビニール袋を使うのがおすすめとのことですよ。

ちなみに少ない量なら、マッシャーでつぶしたり、ジップロックなどに入れて手でつぶしたり棒でたたいたりでもいいかもしれないですね。

ちなみに大豆は冷えてしまうとつぶしにくくなってしまいます。
ある程度冷まさないとやけどしてしまいますが、完全に冷えてからつぶそうとすると大変なので注意してください。

塩きりした米麹と混ぜる

麹は、主には米麹か麦麹のどちらかを、ほとんどの場合は購入することになるのではないでしょうか。
笹のいえでは米麹も自家製でしたが、ネットでも購入することができます。

米麹はぱらぱらにして、塩をまぜておきます。
それを「塩きり」と言います。

そしてその塩きりした米麹とつぶした大豆をしっかりと混ぜます。

容器につめる

米麹と大豆が混ざったら容器につめていきます。

大量につくるなら漬物樽やホーロー容器などに入れますが、「少量ならジップロックの方がいいよ」とのアドバイスがあり、私はジップロックへ。

ちなみに私が今回分けてもらった量は3kg。
そのくらいならジップロックにつめて、冷蔵庫に入れておくのが一番安心だそうです。
私は今回3kgをジップロック(大)2つに分けて入れました。

やり方は簡単。
ジップロックに入れてのし餅をつくるみたいな感じで伸ばし、ジップロックの口を閉めて上に折り返して冷蔵庫へイン。
なぜ上に折り返すかというと、「水が出てくるから」だそうです。

漬物樽などに入れるときは、味噌をだんごのように丸めて樽の中に投げつけます。
はい、空気を抜くためですね。(笑)

漬物樽やホーロー容器などに入れる場合は、サランラップでふたをしてその上に重しを置いたりするようですが、そこは、調べてください。
あ、私はジップロックなもので。(笑)

さて、仕込んだら後は直射日光の当たらない涼しい場所に置いて待ちましょう。
早くとも8カ月、だそうです。

って、結構先ではないか!

本日の四方山商店イチオシ

味噌づくりに欠かせないのが麹。
家で麹まで手作りするのはなかなかハードルが高いですが、逆に麹さえあれば意外と簡単に自家製味噌づくりにトライできそうです。

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