【東京】全国の「暮らしのかご」が集まるお店「カゴアミドリ」

スポンサーリンク




▶ 東京帰省中につき、東京案内記事発信中!

ずっと行ってみたいと思っていた「カゴアミドリ」さんへ、東京帰省のタイミングで訪れることができました。
お店があるのは、中央線「国立」駅から徒歩15分ほどの場所にあるビルの2階。

kagoamidori1

思わず「え、ここ?」と言ってしまう、色気のないビルの2階にありました。(笑)
恐る恐る2階にあがると現れるお店の入り口の先は別世界。
扉を開けて、思わず「わあ・・」と感嘆の声をあげてしまいました。

kagoamidori2

かご、かご、かご!

店内に並ぶかごたちに、一気にテンションがあがります。
こんなにかごばかりが並んだお店って見たことない。
ここには、日本全国のかごだけでなく、海外でつくらているかごも並んでいます。

kagoamidori3

自然保護に関心のあった旦那様と途上国で医療補助を行うNGOに勤めていた奥様が、ご夫婦で始められたお店「カゴアミドリ」。
「身近にある植物を編んでつくる」かごは、とてもシンプルな製造工程のため、環境に負荷をかけることはほとんどない、という視点でかごを扱うお店を始められたそうです。

なるほど、そんな目線でかごを見たことはなかったけれど言われてみればそうだ。
そんな気づきのあるお店。

kagoamidori4

商品には素材や産地などが書かれたタグがついているので、今までなにげなく見ていたかごの素材はこれだったんだー!なんて発見があったり、今まであまり見たことがなかった海外でつくられているかごも、所変わればこんなふうにデザインも変わるんだ・・なんて思ったり、本当に見ていて飽きません。

ちょうど1週間後、50年にわたってかごを作り続けている秋田の職人さんの企画展をするということで、その映像を見せてもらうことができました。
ここでは多くは語りませんが、1つのかごができるまでの工程はただ編むだけでなないんですよね。
山へ素材を採取しに行くところから始まるわけです。

そうやって作られたあけびのかご。

kagoamidori5

型などは使わず手だけで編まれたかごは、なんともいえないあたたかい丸みがあって、いつまでも触っていたい、泣きそうになるくらいやさしい手触りでした。

手仕事の価値って、やっぱりあるなあ。

そんな気持ちが自然と湧きあがります。

店舗情報:カゴアミドリ
住所:東京都 国立市 西 2-19-2 第一村上ビル2F
電話番号:042(505)6563
営業時間:10:30~17:00
定休日:月、火曜日

本日の四方山商店イチオシ

ちなみにカゴアミドリさんは「かごの本」も出版されています!

眺めているだけでも楽しいこの本。
いろんな素材を使ったかごを初心者にもわかりやすく紹介しています。
今までなにげなく見ていたかご。
なかなか何の素材かまではわからなかったけれど、この本を見れば「え、こんな素材を使ってたんだ!」と必ず驚きがあると思いますよ。

関連記事

【東京】全国の民藝品を扱う「備後屋」で郷土玩具に魅せられる

【東京】民藝運動の本拠地「日本民藝館」で美しい暮らしに触れる

四方山商店をフォローして更新情報をチェックしよう!

▼ Facebookでフォロー(いいね!クリック)


▼ Twitterでフォロー


スポンサーリンク