竹林が近くにあるなら、「竹ぼうき」は自分でつくろう!

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道の掃除をするとき、やっぱり便利なのが「竹ぼうき」。
砂利などに落ちた枯葉だけを掃くとか、シュロのほうきではできない芸当です。
そして竹ぼうきは、寝かせて掃くことで広い面積を一気に掃けるのも魅力なんですよ!

田舎暮らしでは、「一家に一本竹ぼうき」です!

ホームセンターなら数百円で買えちゃう竹ぼうきですが、「こんなに周りが竹だらけなのに、わざわざ買いたくない」と、自分でつくってみることにしました。

周りには師匠もたくさんいます。
今回は「竹ぼうきなんて買うたことない」という師匠に、竹ぼうきのつくり方を教えてもらいました!

竹の枝を干す

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切りだした竹の枝は、枝の葉が落ちるまで外で干します。
手でしごいて葉がすぐにバラバラと落ちるくらいまで干してください。

注意点がひとつあります。
使用する竹は、秋以降に切りだしてください。
夏の竹はすぐに虫に食われてしまいます。
物干しなんかを作ろうと思ったときも同様です。

今回使用したのは、孟宗竹。
師匠が言うには、孟宗竹の枝でつくると丈夫なんだそうですよ!

竹の小枝をカットする

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竹の枝が乾燥したら、早速竹ぼうきづくりです!

まずは枝から、小枝をカットしていきます。
この時、先端の方の小枝は残しておきます。
目安としては半分くらいカットして半分残すくらいかな。
小枝を全部カットしてしまうと、やせ細ったほうきになってしまいますので注意です。(笑)

下はカット後の写真。

カットした小枝も使うので捨てちゃダメですよ!
カットした小枝は内側に、カットされた太めの枝は外側に使います。
下の写真のように分けておきましょう。

柄にする竹は、孟宗竹だと太すぎて使えないので青竹などを準備しておきます。
上の写真は私が2本目に作ったときのもので、柄を木にしてます。
まあ、柄は何でもいいっちゃいいのでお好みでいろいろ試してみるのもありですね。

柄に小枝を巻きつける

結束バンドや針金で軽く仮止めをしておくと、柄のまわりに枝を均等に広げたり針金で締めていく作業がやりやすくなります。
しかしこの針金で止めていく作業、慣れないとなかなか難しい。
針金をペンチでねじりながらぎゅっぎゅっと締めていくんですが、なかなか締まらないんです!

そんなときは竹ぼうきを寝かせて足で踏んで、針金をペンチでぎゅっと持ちあげます。

おおおおお、締まる!!!
こうやってペンチで針金をひっぱって、枝を締めあげながらねじっていきます。
私のようなDIY素人や、力の弱い方はこの方法がおすすめです。
針金でぎゅっと締めらてないと、ゆるゆるな竹ぼうきになってしまいますから重要な作業です!

美しいねじりですね。(笑)
はい、これは師匠がやりました。
私がやったのはもっとガタガタで美しくないですが、しっかり締めることはできましたよ!

今回、内側は2カ所針金で止めました。

外側に長い枝を巻きつける

外側も同じように針金で止めていくんですが、先に固定した小枝よりも少し高い位置からまいて針金で止めていきます。
外側は、通常の竹ぼうきの大きさなら三カ所を針金で止めます。
一番上は柄に直接針金で固定し、先に固定した小枝にかぶせて二カ所を止めます。

しかし今回は、師匠がちょっとかっこいい作りにしてくれるとのことで、外側に使用する枝は根元の小枝をひとつ残してカット。

まずは太い枝だけを柄に針金で固定し、その上に小枝をかぶせるように固定します。

そうすると、下の写真のように根元にふくらみをつくることができるんですね!
わかりますか?

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かっこいい竹ぼうきが出来上がりました!

しかしこれ・・、素人にはかなり難しいです。(笑)
なので、まずは普通につくるのをおすすめしますね。
下の写真は、木を柄にして私がつくった小さめの竹ぼうきですが、これはふくらみをつけずに普通にとめているだけです。

これも素朴でなかなかいいですよね?

竹ぼうきは、意外と自由につくれるのも魅力です。
柄をつけずに枝をまとめるだけでも、かわいいミニぼうきにもなりますよ。
いろいろ試して楽しんでもらえたらと思います!

本日の四方山商店イチオシ

竹ぼうきをつくるときに必要な工具がペンチ。
田舎暮らしをしていると、工具が必要になってくる場面がいろいろあります。
ひとつずつ、良いものを揃えていきたいですね!

 

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