ジョロウグモ、その生態は残酷な愛の物語だった

田舎暮らしとクモ、切っても切り離せません。
家の中で同居するのは、田舎で暮らしてる方なら誰でも知っているアシダカグモ、通称アシダカ軍曹。
益虫「アシダカグモ」と暮らす、その生態と共存の日々

そして家の外といえば、こちらも全国区のジョロウグモ。

とにかくデカくて色も派手なので、慣れないとギョッとします。
9月になると、成体となったジョロウグモがこぞって大きなクモの巣を張り始めます。
下の写真は産卵前のジョロウグモ。おなかがかなり大きくなっています。

ジョロウグモ

ジョロウグモは漢字で「女郎蜘蛛」と書き,私はその姿から,遊女の女郎を連想してつけた名前と早合点していたが,念のため名前の由来を調べてみると意外なことが判明した。古人はジョロウグモの姿を雅やかで艶やかと感じ,当時の身分の高い女官の上臈(ジョウロウ)になぞらえ名づけたという。
引用:
http://www.geocities.jp/kamosuzu/jyorougumo.html

我が家のベランダもジョロウグモの大きな巣が軒下にズラリ。
クモの巣の壁が出来上がります、まじで。
しかし既にクモにも慣れてしまっているためシラっと無視していたんですが、お隣さんから「クモの巣そのままにしとくと貧乏になるき、早く取った方がえいがよ!」と言われ、貧乏にはなりたくないのでやむなく棒をブンブン振り回してクモの巣を除去。

しかし・・午後にはまた新しいクモの巣が出来上がってるではないか!
仕事はやっ!!!

ジョロウグモは巣を昼間に張ります。昼間に巣を張ってしまうと「紫外線で壊れてしまうのではないか」と最初は思ったのですが、調べてみると、なんと紫外線によって逆に強度がアップすることがわかりました。
引用:
https://www.blwisdom.com/linkbusiness/linktime/future/item/9695-116.html

うーん、除去するのは夕方暗くなる直前とかの方がいいのかな。(笑)
そして確かにこのジョロウグモの糸、かなりしっかりしています。
そして黄色いんです。ジョロウグモの巣は金色に輝く、とも言われていて、確かに巻きとってみるとよくわかります。
巣を巻き取った棒はまるで糸巻き棒みたいになる。これがまたやっかいなんですよ、取るのが。
巻きとったらそのまま捨てていい棒を振り回すことを推奨します。

さて、そんなジョロウグモの生態について調べていると・・
予想外の、まるで残酷で悲しい愛の物語のようなクモであることがわかりました。
結構、胸にきます。

ジョロウグモ、残酷な愛の物語

「めちゃデカイ!」という印象のあるジョロウグモですが、大きいのはメス。
オスはメスの半分以下の大きさしかありません。
実際に見ると、弱々しく細い体格のせいもあって、オスはもっと小さく見えます。
もはや同じ種類のクモとは思えないほどです。

ジョロウグモ2

写真にはメスとオスが写っているんですが、わかりますか?
手前の大きいのがメス、その上方に写っているのがオスです。
ちなみにさらに上方にボケて黒く写っているのもオスです。
2匹のジョロウグモのオスが、メスとの交配の機会をうかがっているんですね。

このジョロウグモ、実は目が悪いんです。
なので巣にかかったものなら何でも食べてしまいます。

それは交配をするために近づいたオスに対しても同じ。
誰なのかわからないので近づいたオスも食べてしまうのです。

なので、オスは必死に気づかれないように近づきます。
まさに命がけです。メスが捕食している最中などに気づかれないように近づきます。
けれどメスもまた、産卵をしてしばらくすると死んでしまう。
春に孵化してから、7カ月程度の命です。

これって、なんか、「デイモスの花嫁」とかに出てきそうな胸をかき乱されるオカルト感じゃないですか??(って、古すぎてわからない人も多いと思いますが・・)

なんかこういうこと知ると、見る目変わりますよね・・。

切ない・・。

ジョロウグモが巣を張るのは9月~11月の間だけのことなので、邪魔にならなければ静かに見守りましょう。
貧乏にはなりたくないですけど。

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