私の住む高知県嶺北地域には美しい棚田が数多く点在しているんですが、今回はその中の一つ、本山町吉延の棚田をご紹介したいと思います。
ここは谷を挟んで美しい棚田が広がっていて、谷の奥まで棚田が続く風景は圧巻です。
昨年新しい展望台も作られ、展望台横には駐車場もありますので安心して訪れることができます。
この展望台の前方に広がる田んぼには毎年夏になると田んぼアートが描かれ、多くの人たちが訪れるんですよ。
そして今年、この棚田を歩いて楽しむことができるフットパスマップが作られました!
もともと地元の農家さんたちが、棚田を見に訪れる人たちのためにつくっていた散策コースをベースに作られています。
コース途中には、訪れる人が道に迷わないようにマップに書かれている番号に合わせて道にこんなかわいい絵が!
マップを見ながら歩けば、棚田はもちろん、林の中を通ったり、棚田の上の方にあるため池にも訪れることができるんですよ。
あんまり時間がなかったり、体力的に自信がなかったら、ため池まで上らずに棚田をぐるっと一周したり、絶景ポイントだけ行くこともできます。
ところで「フットパス」って知ってますか?
「フットパス」とは、イギリスを発祥とする『森林や田園地帯、古い街並みなど地域に昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩くこと【Foot】ができる小径(こみち)【Path】』のことです。
引用:
http://www.japan-footpath.jp/aboutfootpath.html
フットパスは「ありのままの風景を楽しむ小径」のことです。
地元の方たちが守り続けてきた棚田の風景や、季節の草花を愛でながら、それぞれのペースでゆっくり歩いて楽しみたいですね。
ちなみに、フットパスマップは本山町のさくら市や四季菜館などに置いてあります。
これから9月末~10月初旬までは、棚田が黄金色に染まる一番美しい季節ですよ!!
展望台を始めとして、コース途中にもベンチが置いてある場所があるので、そこでのんびりするのもいいですね!
ですが最近、こちらでゴミをポイ捨てする人たちが時々いるそうです。
この広大な棚田が、今もこうやって美しく保たれているのは地元の方たちの大変な作業によるものです。
吉延、大石の棚田は、石積みの棚田ではないので、田んぼの面積よりも草刈りの面積の方が広いという話も・・・。
これは本当にすごいことです。
私はここに来るといつも本当に癒される、大好きな場所。
地元の方たちに愛されて大事にされてきた土地だからこそ、訪れる人たちにもやさしい。
いつもそんなふうに感じます。
だからゴミは必ず自分たちで持ち帰ってくださいね。
ちなみにこちらの棚田を中心に本山町でつくられているブランド米「土佐天空の郷」はさくら市でも購入できます。
お米以外にも、「土佐天空の郷」を使った加工品などもいろいろつくられていますよ。
そしてお家に帰ってからも、美しい棚田のことを思い出しながらおいしいお米を食べて欲しいなあと思います!
【関連記事】
四方山商店をフォローして更新情報をチェックしよう!
▼ Facebookでフォロー(いいね!クリック)▼ Twitterでフォロー
Follow @yomoyama_shop