お山で暮らしはじめて一番困っていること、それは湿気。
ハンガーにかけておいた上着もカビ、玄関に置いておいた靴もカビ、食器棚にしまっていた木のカトラリーもカビ、紙製の箱、本などもいつもじめっと湿った状態です。
もちろん梅雨時期が一番ひどいわけですが、それ以外にも台風の時期や、冬の結露でも湿気がひどくなります。
要するに、一年中湿気との戦いなわけです。
湿気のひどい時期は除湿器が必須アイテムとはいえ、普段にもできる湿気対策はないものか。
そうだ、除湿といえば「炭」があるじゃないか!
でも、炭はといってもいろいろあるし、何を使えばいいの?
除湿・消臭にイチバン効果があるのは竹炭
はい、炭といってもいろいろあります、備長炭、黒炭、竹炭。
いったいどれが一番除湿に向いているんだろうか?
実は、一番除湿効果があるのは「竹炭」なんです。
その理由は、他の炭よりも細孔(さいこう)が多いから。
要するに細かい穴ですね。
その細孔が湿気を吸収してくれたり、嫌な匂いを吸着してくれたりするんです。
ちなみに炭は湿気を吸収するだけでなく、乾燥しているときは吸収した水分を放出するという、調湿効果があるんですよ。
これまでなんとなく、除湿といえば備長炭なのかと勝手に思っていたんですが、備長炭は高温で精練される過程で細孔がつぶれてしまうため、竹炭などに比べると除湿効果が低いんだそうです。
でも逆に細孔が小さいからこそ、備長炭は空気が入りすぎず火持ちがいいんですよね。
なるほどです。
竹炭の使い方
この記事の冒頭で、私は「湿気のひどい時期は除湿器が必須」と書きました。
はい、竹炭がいくら除湿効果があるといっても部屋全体を除湿しようとするのはかなり大変です。
調べてみたところ、6畳の部屋を除湿・消臭しようとするならば10kg以上の竹炭を置かなければならないようなんです。
え、いったいどこに置くの・・ですよね。(笑)
なので湿気のひどい日は除湿器に助けてもらいつつ、引き出しやクローゼット、トイレ、冷蔵庫など比較的狭いスペースには竹炭を置く、という使い方がおすすめ。
私も、トイレ、冷蔵庫に透明のガラス瓶に入れて置いたり、引き出しの中には不燃布を巻いて入れたりしています。
押入れは、スノコをひいてその下に炭を入れると効果的だそうですよ!
それに炭というものは不思議なもので、部屋に置くとそれだけで雰囲気がひきしまります。
なのであえて、インテリアとしても楽しみたいですね。
本日の四方山商店イチオシ
竹炭はインテリアとしてもいいので、上手に飾りながら湿気対策したいですね。
でも、田舎の湿気はなめたらいけません。
部屋全体をしっかり除湿するには除湿器は必須です。
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