東京で暮らしていたとき、新鮮なタケノコは本当にありがたく、貴重な、春の訪れを告げてくれる、まさに「タケノコ様」でした。
「今日はタケノコご飯よ!」
「わあ!早く帰らなきゃ!」(スキップして帰宅)
みたいな。
しかしここ、高知のお山では・・春になると連日タケノコフィーバー!
我が家に竹林はないですが、ご近所の方からタケノコを頂くことも多いので、春になると連日タケノコ料理となります。
冷蔵庫はいつでもタケノコでいっぱい。
でもこうならないと、春になった気がしない!
さて先日は、いつもお世話になっている方の竹林でタケノコ掘りをさせてもらいました。
タケノコは、川沿いの砂地に生えているものがやわらかくアクも少なくておいしいそうです。
そういう場所は土もやわらかいので、掘るのも断然楽です。
土が硬い場所に生えるタケノコは、やっぱり硬くてあんまりおいしくないんだそう。
こんなことも、タケノコが身近にある暮らしをしていないとわからないですよねえ。
さて、今回タケノコ掘りをさせてもらった場所は川沿いの砂地、おいしいタケノコが生える場所です!
そして土がやわらかくて掘りやすい場所!
私も早速、タケノコの頭がちょこっと出ているのを発見したので掘ってみました。
掘って、
掘って、
掘って・・・
想像以上にデカイんですけど・・・。
さすが孟宗竹!
本来タケノコ掘りは、タケノコ掘り専用のくわがあって、それを使って掘るんですが、これがめちゃめちゃ重い・・。
私はかなりのポンコツのため、これを使うと重すぎて自分の思うところに降り下ろせず、タケノコにグサッ!(笑)
「それはいかんわー」ということで、シャベルで掘ることになりました。(苦笑)
ちなみに「タケノコ掘り用のくわ」とは、これのことです。
タケノコの根っこも切り落とせるように頑丈につくられているから重いんですね。
いやしかし、私がタケノコ1個に悪戦苦闘している間、達人は7個くらい掘ってました。
さすがです・・。(笑)
「毎年タケノコ掘りできていいなあ」と思うかもしれませんが、竹林の管理は想像以上に大変です。
シーズン中、タケノコは毎日採らないとどんどん育ってしまいます。
本当にあっというまです。
想像すると恐ろしい。
きちんと管理されている竹林は竹も適度に伐採されているので、光が差し込んで明るく、本当に気持ちがいい。
鳥のさえずりも聞こえる中でのタケノコ掘りは、最高の時間です。
感謝・・。
そして掘りたてのタケノコが味わえるのも、田舎暮らしの醍醐味!
掘りたてのタケノコはアク抜きしないで、そのままアルミホイルで丸焼きにして食べることもできるんです!
これぞ、田舎暮らしの贅沢!
さっと醤油をかけて食べるのもいいですが、この日はにんにく味噌をつけて食べました。
やわらかくておいしい~。
しかしおいしいからといって、タケノコはあんまり食べ過ぎると肌荒れなどおこしたりするので気をつけましょうね。
私も昨年、シーズンの終わり近くになって限界がきたのか肌荒れ、おこしました。(笑)
何事もほどほどに、楽しみましょう~♬
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