田舎暮らしは少しずつ、「体験」から「暮らし」にかわる

今年ようやく、田んぼデビューいたしました。
ようやくです!

私はご飯が大好き、そして田んぼ(特に棚田)が大好きで、東京で移住先を探しながら田んぼのお手伝いに通ったりしていました。
だからせっかく移住するなら、田んぼがあってお米作りが盛んな場所がいいなと思っていたんです。

そして今暮らしている場所は、美しい棚田もあり、お米づくりの盛んな場所。
私は今、望んでいた通りの場所で暮らしています。

というのに!

移住して2年、全く田んぼに入ることなく過ぎてしまいました。
自分、いったい何をしていたんだ。

しかし今年ようやく、自分の暮らす地区でちっちゃなちっちゃな田んぼをやらせてもらうことになりました。
手植えで楽しむのにちょうどいい田んぼです。

そして同時に、お米農家さんの田んぼをお手伝いすることになりました。
それらの田んぼはもちろん機械で植えるんですが、田んぼの端とか畝の途中で、どうしても植え残しが出てしまうんですね。
そういう場所を手植えで補植するお手伝いです。

大小合わせて20枚前後の田んぼを歩きまわって、倒れてる苗を起こしたり、抜けてる場所に苗を植えたりと、ここまで広いとかなり大変です。
数日かかりましたが、自分の自由な時間にやらせてもらえることがとてもありがたかった。

そしてお手伝いのお代はお米!

田舎暮らしを始めてもうすぐ3年。
自分にとってちょうどいい暮らしを探しながら、少しずつここでの暮らしがつくられてきたような気がします。

そして今年になってから、感覚的に変化がおきています。
今まで「体験」とか「イベント」だったものが、自分の「暮らし」の一部に変化してきた、みたいな感覚。

その変化の要因は、物理的に「遠くへ足を延ばさなくてなった」というのが大きいように思います。
今まで地区外に行って「体験」していたことが、地区内で「暮らし」の一部としてできるようになった、ということです。

山菜やタケノコ採り、野いちごやらなんやらを採りに行くのも、少しずつ家の周辺で採らせてもらえる場所が増えてきました。
ご近所の方から新鮮なお野菜をたくさん頂いたり、小さいけれど自分の畑を始めたり。

そしてとうとう、スーパーで買っていたお米が町の直販所で買うようになり、自分の暮らす地区でつくられたお米になっていく。

移住する前から「地産地消」したいという想いはあったけど、まさか自分の暮らす地区内でここまでできるとは思っていませんでした。(笑)

先日雨の中田植えをしていたんですが、さすがに雨が強くなってきたので午後は中止することにして、家に帰ってあったかいシャワーを浴びて、お昼ご飯を食べて、「じゃあ午後にスーパーに買い物に行こうかな」って思ったときに、ちょっとワクワクしたんですよ。

その気持ちがなんというか、今まで感じたことのないような感覚で。
大袈裟にいうと、「大草原の小さな家」の家族が商店に買物に行くみたいな感覚。(笑)

あ、こんなこと書くと、いったいどんだけ地区から出てないんだと思われるかもしれないですが、別にそんなことないんですよ。
スーパーも普通に行くんですが、なんかそんな感覚がふっと湧いたんですよね。

そしていいなあ、と。

こういう暮らしいいなあ、と。

今年は畑とか田んぼとか一気に始めたので、忙しくて疲れきって、記事も全然書けなくて、どうしよう・・と思ったりもしたけれど、私のこれからの暮らしをイメージしたときに、お金を得るための仕事とは別に、自分が普段食べるものを畑や田んぼでつくることもしたいわけで、最初はもたついて時間がかかってしまって大変だけど、それでも、なんとかこれも「これからしたい普通の暮らし」の中に組み込みたいなあと、思っているわけです。

買うものと、つくるもの。

田舎はそれを自由に組み合わせながら暮らしをつくることができる、それが大きな魅力です。

本日の四方山商店イチオシ

最初にぶっちゃけますが、読んだことありません。(おいっ!)
でも移住を本気で考え始めた6年前、この「半農半X」という言葉と出会い、私が思い描く未来の暮らしはこれだなあと思ったんですよね。
そして今もその比率はどうあれ、やっぱり暮らしの中に「農」があって欲しい、そう思うわけです。

 

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