我が家で使っているカトラリーは9割が木製。
ステンレス製のカトラリーが昔からどうも苦手で、口の中に入れるときにちょっと緊張してしまう。
カチンって当たる、あの感じが嫌いなんですよ。
外で使うときはそんなに気にならないんですが家で使う気にはなれず、ひとり暮らしを始めてから少しずつ木製カトラリーが増えて、今に至ります。
そして1回木製に慣れてしまうと、もう戻れないんですよね。
やさしい口当たりとか、持ったときの感触とか。
木製カトラリーには2種類ある

木製カトラリーには、大きく2種類があります。
ひとつはラッカー塗装やウレタン塗装がしてあるもの、もうひとつは、オイルだけで仕上げたもの。
我が家にも両方あります。
私はラッカー塗装とウレタン塗装の違いはパッと見でわからないんですが、いずれにしてもこれらは水をはじき耐久性に優れているので、自分でのメンテナンスは基本必要ありません。
楽でもあり、でもちょっと味気ない感じもあります。
手入れが必要になってくるのはオイル仕上げのものです。
水で洗って乾かして、水で洗って乾かして、を繰り返していくうちに、表面がざらざらになってきます。
ガサガサになった木製カトラリーは紙やすりで磨こう

我が家には、木製カトラリーを使いはじめた頃から十数年愛用しているスプーンがあります。
何年か使ったあたりからだんだんガサガサになってきていたんですが、私そういうの無視するのが得意なので、今までずっと見ないふりをして使ってきました。(笑)
しかしもういよいよガサガサすぎて「持つのも不快」ってところまできてしまったため、ようやく重い腰をあげてメンテナンスすることに。
ラッカー塗装やウレタン塗装がしてあるものでなければ、表面も「木」が剥きだしの状態です。
なのでいきなり彫刻とかしてもいいし、もちろん紙やすりで磨いても問題ない。
というわけで、ガサガサになった木製カトラリーは紙やすりで磨いていきます。
紙やすりには番号があって、数字が小さいほど荒く、大きいほど細かくなります。
木製カトラリーのお手入れに使うのは、好みもありますが目安として200~300番台くらいのものがよさそうですね。
あまり荒い紙やすりで強くこするとどんどん削れてしまい、もともとの形が崩れてしまいますから注意しましょう。
心配な方は細かめの紙やすりを使うといいと思います。
紙やすりで磨いたら、オイルを塗って仕上げる

紙やすりで磨いたら、最後はオイルを塗って仕上げます。
はい、ここで私初めて知ったことがあります。
乾性油と不乾性油。
ようするに、乾く油と乾かない油です。
木製カトラリーに使うオイルは基本的には乾性油のようです。
クルミ油とかアマニ油とかエゴマ油。
でないと、いつまでも乾かずにベタベタしてしまうからですね。
ちなみにオリーブオイルやツバキ油は不乾性油、乾かない油なのですが、塗りこんだあとにしっかりふき取れば代用できます。
私も家にオリーブオイルしかなかったのでそれを使いました。
乾ききった木肌にオイルがすうーっと染み込んで、色も少し濃くなります。
しばらく乾燥させてからしまいましょう!
お手入れした後のカトラリーはすべすべで、ついつい何度も触ってはニヤリとしてしまいますよ。(笑)
木製カトラリーの保管方法

東京で暮らしていたときはカビなんて特に気にしなくても大丈夫だったんですが、現在の山暮らしで何も考えずに食器棚の引き出しに入れていたら、一部カビました。(泣)
基本的に、木製カトラリーは食器棚にしまわない方が良いそうです。
よくおしゃれなキッチンで、木製カトラリーが缶にガサっと入れてあったりするのあるじゃないですか。
あれ、おしゃれってことだけじゃなかったんですね。
カビが生えてしまうと紙やすりで削ってもなかなか取れなくなるので注意しましょう!
本日の四方山商店イチオシ
カトラリーは直接口に入れるものなので、使用するオイルは食用だと安心です。
オリーブオイルでも代用できますが、お手入れにも使えて食用としてもおすすめなのが乾性油の「えごま油」。
えごま油はテレビの健康番組でも度々取り上げられたりしていますが、私自身も以前使っていました。
実はえごま油って体にいいだけじゃなくて、お味噌汁に入れたり、ほうれん草のおひたしにかけたりすると、まろやかになってめちゃめちゃおいしいんですよ。
えごま油は熱に弱いので、食用で使用する場合は火は通さずに最後にまわしかけるといった使い方をしてくださいね。
毎日小さじ1杯摂るといいみたいですよ。
なかなか高価なので最近は使ってませんでしたが、ダイエットにも効果あるとかいうし、また始めようと思います。
まじで。
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