田んぼというものは、なんというか、都会から移住してきた者にとって憧れなわけです。
(え、私だけですか?笑)
いつか自分で田んぼやりたい。
「今はまだ無理だなあ」と言ってどんどん歳を重ねてしまう可能性は大だけど、そこは憧れは憧れとしてあるわけです。
でも自分で田んぼはできないけど、田んぼに入りたい。
だから移住する場所は「お米をつくっているところ」ということが条件の一つでした。
そしてここはおいしいお米ができる棚田が広がる山間地。
なのに・・、移住して2年、田んぼに入る機会がなかった!
自分に余裕がなかったことが1番の原因なんですが、とにかくようやく田んぼのお手伝い!
あああ、やっぱり田んぼって私にとってパワースポット!聖地です。(笑)
友人の田んぼで「はで掛け」のお手伝い。
稲木(いなぎ、いなき、いのき)は、イネなどの穀物や野菜を刈り取った後に束ねて天日に干せるように木材や竹などで柱を作り地上から干す材料が地面につかない程度の高さに横木を何本か掛けて作ったもの。地方によって稲掛け(いねかけ、いなかけ)、稲機(いなばた)、稲架(はさ、はざ、はせ、はぜ、はで)など異称も多い。
引用:weblio辞書
「はで掛け」なのか、「はざ掛け」なのか、場所によって呼び方が違ってどれが正しいんだろうと思っていたんですが、はさ、はざ、はせ、はぜ、はで、いろいろあるんですね。(笑)
要するに天日干しするんです。
最近のお米は乾燥器を使うことがほとんどですが、ここではまだまだ自家用にお米を作っている田んぼも多く、そういった田んぼは今もはで掛けをしているお宅が多いので、はで掛けの風景が割と普通に残っています。
「はで掛けをして乾燥させた方がおいしい。」と言う方はまだまだ多い。
天日でゆっくりと乾燥させることで、茎にまだ残っている旨味をお米に行きわたらせることができるからなんだとか。ちなみに田んぼでしっかり完熟させてから刈り取ったお米も、旨味のぎゅっとつまったおいしいお米になるそうですよ。
さて、お手伝いに行った田んぼは「ザ・山間地の田んぼ」という感じ!
田んぼの端はぬかるみがひどいので、手刈りをしてはで掛けできるようにわらで束ねていきます。
しかし、ぬかるみにはまるとどんどん深く沈んでいって抜けだせなくなる!
で、一人パニック!(笑)
今までも何度もぬかるみにはまって動けなくなった経験があったんですが、今日初めてぬかるみにはまらない方法を教えてもらいました!
稲を刈った株に足をのせて歩く。
おおおおおお、確かにはまらない!なるほど、どうして今まで気づかなかったんだろう。
これを知ることができただけでも今日の収穫ありでした。(笑)
稲を手刈りするのは大変だけど、心地よい疲労感。
田んぼって、なんかこう「良い気」みたいなものを全身に感じるんですよね。
お尻を泥だらけにしながら地べたに座って食べるおにぎりもおいしい!
しばらく天日干しされた稲はいい感じの色になっていました。
おいしいお米にな~れ!
本日の四方山商店イチオシ
田んぼのお手伝いに行くには長靴が必須です。
自分で田んぼを持っているなら専用の長靴が必要だと思いますが、お手伝い程度であればこちらの長靴で充分!通常の長靴と違ってやわらかいので動きやすい&デザインもかわいいので、フェスに通うために購入している人も多いんですよ。いまや、長靴を買う女子の半数はこれなんじゃないかというくらい大人気の長靴です。私も5年愛用していますがモーレツにおすすめします!
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