私の住んでいる町では、年に1度「農民運動会」なるものが開催されます。
この日は他のイベントが重なることもあり、なかなか行くことができなかったんですが、今年ようやく参加してきました。
農民運動会というだけあって他の運動会とは違い、縄ない競争やはで掛け競争などの競技があって盛り上がります!まさに農家さんの運動会ですね!
私も図々しく「やったことあります!」などと言って、はで掛け競技に参加。
しっかり足手まといとなってきましたよ。(笑)

さて、以前も教えていただいたことがあったのですが、今回改めて「縄ない」を教えてもらったので、「縄ない」のやり方についてまとめたいと思います。
縄をつくることを「縄をなう」と言います。
「縄ない」のやり方

使うのは稲のワラ。
ワラはあらかじめ湿らせて棒で叩いておきます。ワラが乾いていると硬くて加工しにくいので、加工しやすくするために湿らせておくんですね。そして、叩くことでワラが強くなるそうです。
ここまでは事前に準備してくださっていました。
確かにワラは湿ってましたよ!
では、「縄ない」をしてみましょう!
■ワラを6本ほど手にとり、根元はずれないように縛っておく。
■ワラを3本ずつに分け、手ではさんでワラがねじれるように右手を前に滑らせる。

■ワラがねじれたら、下にある束を右上からまわして左へねじる。

これを繰り返していきます。
そしてワラが短くなってきたら、新しいワラを足して一緒にねじっていきます。
太い縄をつくりたい場合は、ワラの数を増やします。
でもワラを増やすと難易度も上がります!
プロとアマの違い、どうよ!


上が農家さんのつくった縄、下は教えてもらったばかりの素人のつくった縄。
違いは歴然ですよね。(笑)
農家さんのつくった縄は、なんという美しさ!ぎゅっと美しくねじれています。
しかも美しいだけではないのです、そのスピードといったら!
そして縄は「縄」としての機能がしっかりしていなければダメ。
競技では、最後に縄の中央に水を入れたペットボトルをぶらさげて、切れないかどうかをチェックします。

なんと、素人チームの縄は「ブチッ」、持ち上げると同時に切れてしまいました。(笑)
いやあ、やっぱり難しいですね!
今年稲刈りを体験させてもらいに行ったとき、帰りに農家さんが稲の茎を何束か持ち帰ってました。お正月のしめ飾りをつくるためです。いいですよねえ、自分でお正月のしめ飾りをつくるとか。憧れます。
私も実はこのときに縄ないをして輪っかをつくっていたんですが、競技に参加するため置いといたら帰りにはなくなっていました。多分、子どもらが・・それで遊んでしまったと思われ・・近くには残骸が。(笑)
チーン。
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