葛(カズラ)って、何のことかわかりますか?
私はずっとつる性の何か特定の植物のことかと思ってたんですよ。
そしたら「カズラ」とは、「つる草の総称」だったんですね!
藤も野ぶどうも、なんでも、つる性であれば「カズラ」だった。
あ、みなさんはご存じだったかもしれませんが・・私は初めて知りました。(笑)
そしてこのカズラ、田舎暮らしをしていれば周辺の木にたくさん絡みついています。
我が家の庭にも、今年「野ぶどう」のツルが巻きついていました。
とてもきれいな紫色の実をつける野ぶどう、でも食べることはできません。
他に「藤」なんかも花が咲けばきれいだけど木を傷めてしまうし、お山では放っておくと至るところから出てきて庭を、山を、寝食していきます。
でも、ふと思ったんです。
これ、「リース」にできるんじゃない?
野ぶどうのつるは「くるくるとした巻きひげ」が特徴的で、これを生かしたリースづくりをしたらかわいいだろうな。お山にはリースの土台になるカズラもたくさんあるけれど、リースの飾りになるもモノもたくさんあるんです。
でも、飾りをリースに固定するのはどうやるんだろう・・。
そう思っていたところ、地元で「リースづくり体験」があるというので、お邪魔してきました!
購入したのはワイヤーとリボンだけ!
今回用意されていたのは、カズラ、モミの葉、西洋ヒイラギ、松ぼっくり、キンカン、うばゆり、など。
全て、お山やお庭で採ってきたものばかりで、購入したのはワイヤーとリボンだけ。
なのに、すごく華やかですよね!
拾いもの好きな私としては、これ、テンションあがります。(笑)
記事:田舎暮らしは拾いものパラダイス!
リースの土台をつくる
つるは採取してすぐに、使いたいリースの形にしておきます。
乾燥すると硬くなってしまって、モノによってはうまく形をつくることができなくなるからです。
まだ水分の多いときに、つくりたいリースの形をつくっておきましょう。
細めの繊細なリースをつくりたければ、巻きを少なくしてわざとゆるく巻いてみたり、しっかり装飾をしたければ、巻きも多めして太くてしっかりした土台にしておくなどお好みで!
飾りをつける
飾りはワイヤーで固定していきます。
今回はモミの葉を全体につけてから、松ぼっくりや西洋ヒイラギ、キンカンをつけていきました。
モミの葉以外は、飾り自体にワイヤーを巻いてしっかり固定させてから、それをリース本体に取りつけていくとしっかりつきます。
「お山のリース」、いかがですか?
これ全部、私の住む地区周辺で採取したものでつくったリースなんですよ!
ちょっと小さめのものもつくりました。
これはモミの葉を控えめにしてリボンをつけてみました。
クリスマスだけでなく、松や南天などをつければかわいいお正月飾りにもなる「リース」。
すぐにはびこるので普段は迷惑なつる草ですが、リースづくりにトライしてみれば「お宝」に見えてくるかも!
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