古民家はふすまを張り替えるだけで見違える!

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田舎で家を借りると、その家賃の安さにビックリしますよね。

でもほとんどの家は、「家賃は安いけど家の修繕は自分でやってね」というものです。
東京で家を借りたら大家さんが修繕費を負担してくれますが、田舎の家は「そのまま貸す代わりに家賃が安い」というものがほとんどです。

家の傷み具合はもうほんとピンキリなのでなんともいえないですが、古い家を好めば好むほど安いけど修繕しなければならない箇所も多いと思っていいでしょう。

私の家は、今まで住んでいた人たちが少しずつ手を入れていることもあって比較的きれいでした。
以前住んでいた方が床をきれいに板張りにしてくれていたりします。

そういうのを見ると、田舎の空き家はその家に住む人たちが少しずつ手を入れながら、住人から住人へバトンを渡すように家というものをつないでいるんだなあと感じます。

私の家は比較的きれいなのでそれほど手を入れなくてもすぐに住める状態でしたが、もっと快適に、そしてもっともっと素敵にするには手を入れたいところ盛りだくさんです。

そしてそれが、田舎の空き家の醍醐味ともいえるでしょう!
なにせ、東京で家借りて勝手に自分でリノベできる物件なんて本当に少ないんですから!

四方山商店では、これから家の修繕やDIYなんかもこれからたくさん情報を載せていきたいと思っていますが、その第1弾は「ふすまの張り替え」です!

田舎の家はふすまが多い

そう、田舎の家はふすまが多いです。
私の家も2階だけで12枚あります。そして相当くたびれています。
ところどころ破れていたり、そこらじゅうが染みになっていたり。

ふすまの破れ

ふすまって、壁と同じでとにかく面積が広い。
だからふすまから受ける部屋のイメージって大きいんですよ。
そのふすまが、破れていたり染みだらけだと、かなりイケてない感じになります。

でも、ふすまの張替えは業者に依頼すると結構お金がかかるし、そもそもこんな山の中でどこに依頼していいのかもよくわからない。(笑)

じゃあ、自分でやってみようと調べてみても、なんだか難しそう。

でも、最近はとっても簡単に張り替えができるふすま紙があるんですよ。

簡単に貼れるふすま紙

<EXアイロン 貼りふすま紙>

これ、アイロンですいすい貼れるふすま紙なんです。
のり付きのふすま紙とかもありますが、それだと水と刷毛が必要ですよね。

でもこれは、アイロンだけで貼れるという優れもの!

めんどくさいのが大嫌いな私にもぴったりです。(笑)

そしてふすま紙を初めて貼る私でも、簡単にとてもきれいに貼ることができたのでとてもオススメです!
今回は、もともと貼ってあったふすま紙の上から貼ったので、そのときの手順をお話します。

準備するもの

■EXアイロン 貼りふすま紙
■ステンレスカット定規
■鋲抜き
■カッター
■スチームアイロン
■茶チリ、のり(ふすまに穴があいている場合)

ふすま張り替えの道具

ふすま紙の貼り方

1. 引手の金具をはずす(必要な道具:鋲抜き)

引手は内側から鋲でとめてあるので、それを鋲抜きのヘラの部分で持ち上げて引き抜きます。

2.ふすま紙が破れている場合は茶チリで補修(必要な道具:茶チリ、ノリ)

茶チリは全面にのりをつけず、四方にのりをつけて貼ります。

3. ふすま紙をカットする(必要な道具:ふすま紙、カッター)

ふすまの上にふすま紙をのせて、本体より少し大きめにふすま紙をカットします。

4.スチームアイロンでふすま紙を貼る(必要な道具:スチームアイロン)

ふすま紙の位置がずれないように注意しながら十字にアイロンをかけてから、外に向けて空気を押し出すようにアイロンをかけていきます。

5.ふすま紙の余分な部分をカットする(必要な道具:アイロン、ステンレスカット定規、カッター)

アイロンのヘリを使ってふすまの周囲に埋めこむようにアイロンをかけた後、ステンレスカット定規をあてながら余分な部分をカットしていきます。
カットしたところはさらにアイロンをしっかりあてておきます。

6.引手をはめる(必要な道具:カッター)

引手部分に切り込みを入れて引手をはめ込み、鋲をを打ち込んで出来上がりです!

出来上がった後に、貼ったふすまに気胞ができたりしますが、しばらくしてから再度アイロンをゆっくりとあてれば消すことができますので大丈夫です!

ふすまの張り替えビフォー・アフター

とっても明るい印象になりました!

とっても明るい印象になりました!

どうですか?
随分とイメージ変わりますよね!
ぜひ、古いお家のふすまを張り替えてすっきりしたお部屋に生まれ変わらせましょう♬

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