みなさん、「イタドリ」って知ってますか?
高知ではとてもポピュラーで、そしてとても愛されている山菜です。
シャキシャキとした歯触りが特徴で、私も大好きな山菜。
しかしなぜか、四国でも高知以外では食べられていないんですよね。
私も高知に来て初めて知りました。
イタドリの収穫と下処理(アク抜き)
イタドリはポキっと折って収穫するんですが、そのときに「ポンッ」と良い音がします。
大きくなりすぎているイタドリは、折ろうとしても音もせずなかなか折れません。
それはもう硬くなってしまってるからなんですね。
なので、収穫するときは「ポンッ」と良い音がしてすぐに折れるところより上を収穫しましょう!
さて、イタドリを収穫したら早速下処理です。
手順は以下の通り。
■イタドリは皮を剥いて穂先をカットする。
■塩を振って、軽く重しをして一晩置く。
■翌日、水を捨てて小分けにして冷凍。
■食べるときは、一晩~一日、水にさらして塩を抜く。
すぐに食べる場合も、一晩~一日、水にさらして塩を抜いてから調理してください。
しかし、この「イタドリの皮を剥く」作業が私は大の苦手!
どうしてもきれいに剥けないんです!!!
イタドリの皮の剥き方
これ、ひどいですよね・・。
皮を剥きやすくする方法として、「太陽に当てる」、「熱湯にさらす」などあるんですが、どれをやってもうまくいかない。
今年もチャレンジしたんですがやっぱりうまくいかない・・。(泣)
「これはもう誰かに実演してもらわないとダメだ・・」そう思っていたとき、その機会が訪れたんです!
先日の「食べられる野草料理教室」。
先生に「イタドリの皮剥き」を実演していただきました!
コツは、イタドリを湾曲させながらゆっくり剥くこと。
それだけ。
穂先を自分のお腹に少し押し当てながら湾曲させて、ゆっくりと剥いていくんです。
「え、それだけですか。」
それだけなんです。
そして、うまく剥けました!
節のところで切れてしまうこともあるんですが、そうしたらそこからもう一度湾曲させながらゆっくり剥けばきれいに剥けます。
「湾曲させる」
「ゆっくり剥く」
これがコツです。
それと、新鮮な方が剥きやすいそうなので、「下処理は明日の作業にしよう」と思わずに、採ってきてすぐに下処理をするのがいいみたいですね。
皮剥きさえできれば後はそんなに難しい処理ではないので、みなさんもぜひイタドリにチャレンジしてみてください。
ごま油で甘辛く炒めれば、シャキシャキとした食感がクセになるおいしい山菜ですよ!
関連記事:
収穫した「イタドリ」をすぐに食べたいときの時短な下処理方法
四方山商店をフォローして更新情報をチェックしよう!
▼ Facebookでフォロー(いいね!クリック)▼ Twitterでフォロー
Follow @yomoyama_shop