6月、気づけばビワの木はどこも鈴なり。
我が家周辺にも「こんなにビワの木があったんだ」と思うくらい、どこもオレンジ色のおいしそうなビワがたわわに実っています。
私はもともとビワ好きなんですが、東京のスーパーで並んでいるビワは値段が高く、しかもあまり甘くないという、完全に買う気を失う存在だったんですよね。
全ては「ビワは傷みやすい」というところからきているんだと思います。
スーパーで並ぶビワは、傷まないように丁寧に整然と、箱の中に並んでいました。
多分、熟してから収穫はされておらず、なのであまり甘くない。
流通の難しさです!
でもここでは、まったく収穫されないビワが、あちらこちらに木になったまま熟しています。
通りかかるたびにチラ見する日々。
いよいよ我慢できなくなって、ご近所さんにお願いしてビワを収穫させてもらうことに。
「全部採ってってえいよ~」
わーい、ありがとうございます!
ビワの収穫
ビワは、とにかく収穫時が大事。
ビワの木って結構大きくて、上の方とか手が届かない。
でも枝をゆらして実を落とせば、即アウト。
傷んでしまいます。
今回すごく反省したことがあって、収穫したビワを入れるためにスーパーの袋を持っていってしまったんですよね。
でもあれ、だめです。
そのまま地面においといたら、下の方は完全につぶれてました。
しかも大量に入れすぎてしまい、お互いにおしあいへしあいになって傷んでいるものも多数。
やっぱり、こんな感じがおすすめです。
そっと大切に、つめこみすぎず、1個ずつばらさずにふさのままとか、なるべく接触部分を少なくするようにした方がしましょう。
よく熟したビワを収穫するときは、なおさらです。
ちなみにこの発泡スチロールの箱、田舎では結構車にのせてる人が多いです。
いきなり新鮮なお魚買ってかえりたくなったときとか、氷や保冷材と一緒にいれておけるので便利です。(高知は海もありますからね!)
そして、こういう繊細な果実を入れるのにも重宝します。
そして収穫には、高枝切りばさみが必須です。
高枝切りばさみも、田舎暮らしでは何かと使います。
直近では、完熟した梅の収穫なんかでも使いました。
切ってはさむので、落とさずに収穫できるんです。
今はご近所さんに借りて使ってるんですが、近々これが欲しいと思っているところです。
庭の手入れでも、大きな木の上の方の剪定とか、切りたいところたくさんあるんですよ・・。
剪定ばさみと芽ばさみ
収穫したビワをふさから外すとき、私は自分が持っている「剪定ばさみ」を使いました。
私の使っている剪定ばさみはこちらです。
よく切れるので庭仕事などではとても使い勝手がいいんですが、ビワをふさから切り取るにはちょっとはさみの部分が大きくて、実と実の間にはさみを入れにくかった。
こういう使い方をする場合、先が細い「芽切ばさみ」の方がよいようです。
これとか、シンプルでいい感じ。
ぶっちゃけ今まで、剪定ばさみと芽切ばさみという区別、できていませんでした。(笑)
剪定ばさみは、硬い枝や太い枝を切るためのはさみ。
芽切ばさみは、細い枝やつる、細かい作業に使うはさみ。
私はこれまで何でも剪定ばさみを使ってきましたが、確かに「はさみが大きくてこのすき間に入らない・・」ってこと結構あった、と思い出しました。
そういうときは芽切ばさみ、なんですね。
両方持っていたら万全だけど、自分がよく使う用途に合わせて剪定ばさみと芽切ばさみ、どちらかは持っていたいですね。
本日の四方山商店イチオシ
記事で紹介した道具まとめです。
まずは、高枝切りばさみ。
これがなくてははじまりません。
切って挟んで、落とさず収穫です。
そして、発泡スチロールの箱。
これをひとつ車にのっけていれば、突然生鮮食品を購入しても大丈夫。
氷や保冷材を入れて持ちかえることができます。
そして、ビワのような傷みやすい果実の収穫にも一役かってくれます!
私も愛用している剪定ばさみ。
手が届く場所であれば、これを使って収穫しましょう。
ふさから実を外すには、剪定ばさみよりも芽切ばさみです。
剪定ばさみははさみ部分が大きいので、細かい場所にはさみを入れにくいんです。
田舎暮らしを楽しもうと思うと、これまで必要なかった道具がいろいろと必要になってきます。
少しずつ、お気に入りをそろえていきたいですね!
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