田舎なら割とどこにでもある野草「ノビル」。
食べられる野草の中ではかなりポピュラーなのではないでしょうか。
我が家の庭にもあるのですが、昨年はその横に生えていたらっきょうに驚きすぎて、ノビルは後回しになってました。
だって庭に雑草のように生えているのが、実は「らっきょう」だとか言われたら「えええ!?」ってならないですか?(笑)
教えてもらっても実際食べるまで信じきれませんでしたが本当に、らっきょうでした。
らっきょうは多分、以前住まわれていた方が育ててたんでしょうね。
そういうわけで、今年ようやく「ノビル」に手をのばしました。
しかしご近所さんに何度も見分け方を教えてもらってるのに、いまだすぐには「らっきょう」と「ノビル」の見分けがつかない私です。
違いは、根元の色やイモの形。
ノビルは根元が白く、イモは丸い。
らっきょうは根元は紫がかっていて、イモが細長い。
どうでもいい話ですが、私はこの「イモ」という呼び方に萌えます。(笑)
地面の中にあるものは全部「イモ」なんですね。
実は野草にも、間違って食べると危険なものがいろいろあります。
きのこ類に関してはそのような危険性が周知されていると思いますが、野草も例外ではありません。
「ニラ」と「スイセン」を間違えて食べて食中毒をおこした、なんて話もありますよね。
田舎にはスイセンもめちゃめちゃ植えてあるので、本当に気をつけないといけません。
ノビルもらっきょうも、スイセンと間違える可能性はおおいにあると思うので、きちんと調べるかわかる人に教えてもらうようにしましょう。
ノビルは薄皮1枚はがせば、泥もきれいに落ちます。
さて、ノビルの食べ方を調べると「泥を洗い流すのが大変」なんて話が出てきたりしますが、薄皮を1枚はがせば、それできれいになります。
以前、泥つきのねぎを頂いた時、「これは薄皮1枚はがせばきれいになるからね。それを説明しておかないと一生懸命泥を洗って落とそうとする人いるから(笑)」とおっしゃってたことを思い出しました。
同じですね。(笑)
なので、ノビルも薄皮1枚はがします。
本当に何の苦労もなくきれいになりますよ。
そして、根っこと、葉っぱの上の方はカットして、枯れている葉は取りのぞいてから、きれいに洗って熱湯で2分ゆがけば、あとは酢味噌でおいしく頂くだけです!
今回は、お味噌汁にも投入しました。
ノビルは、少し香りの強いねぎみたいな感じなので、使える料理の幅は広いです。
ご近所さんが「昔は母が葉っぱをくるくるっと巻いて、七輪で焼いて食べてた。」と教えてくれたので、今度は焼いて食べてみたいな。
今回は「葉っぱをくるくるっと巻く」ところだけ真似してみました。(笑)
そしてやっぱり、とっても美味しかった!
お酒ほしくなりますね、これは、完全に。
ビールじゃなくて、日本酒。
(笑)
本日の四方山商店イチオシ
田舎暮らしをしていると、実は周りに食べられる野草がたくさんあったりします。
これを機会に勉強しておけば、将来の食糧危機もこわくない!?
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