田舎では、家の中で様々な虫と遭遇します。
そんな時必要なもの、それはハエたたき。
でもここで問題があります。
ハエたたきの見た目は、ハエたたきそのもの過ぎて全く見栄えがよくない。
でもいつでもさっと、すぐに手に取れる場所になければ意味がない。
そんなときです!
シュロの葉で作られたハエたたきのなんと素晴らしいことか。
しっかりとその役目を果たしながら、見た目は素朴でかわいらしく、まさかこれでGをぶったたいているなどとは微塵も感じさせない。
部屋の片隅に立てかけてあっても、嫌な感じが全くない。
というわけで前置きが長くなりましたが、シュロの葉のハエたたきの作り方です。
シュロの葉のハエたたき作り方
シュロの葉が入手できることがまず大前提となります。
(勝手に取ったりは決してしないでください。)
枝部分は長めに切っておくと、遠くから狙いうちするにも便利です。
さてシュロの葉を入手できたら、まずは自分の作りたいサイズで葉の部分を切り落とします。
後からきれいにそろえるので、ざっくりで構いません。
葉の根元のとがった部分は小刀でそぎ落とします。
次に、葉を細かくさいていきます。
目安としては、一折分ずつにする感じです。
葉をさきおわったら、いよいよ糸でしばっていきます。
もしこの段階で葉の数が多すぎるなと感じたら、両端の葉を少し除けてしまっても構いません。
私はアクリル毛糸でしばりましたが、何でもかまいません。
しばる糸によって、かわいらしさもプラスできます。
最低2列はしばりましょう。
うまくまとまらないときは、しばる列を増やすとまとまりやすくなります。
まずは葉の根元に近いところからしばっていきます。
一番端の葉に糸をむすびます。
そして糸が交差するように次の葉にからめていきます。
そのとき、必ずひもをねじるイメージでからめてください。
そうすることで、糸がずれずにしっかりと固定されます。
一列からめたら、葉の間がしっかりつまるように調整してから仮止めします。
2列~4列しばりおわったら、葉の隙間があまり大きくならないように調整します。
調整が終わったら、それぞれの糸を固結びして出来上がり。
調整してもうまく隙間がつめられないときは、すでにしばっている糸のすぐ上でもう一列しばっていくとうまくつめていくことができますよ。
シュロの葉のハエたたきが出来上がりました。
それぞれに個性があってかわいいですね!
4本並んだシュロの葉のハエたたきの一番左は2年前くらいに作ったもの。
これもまだまだ現役です。
作りたてはカビもきやすいですので、なるべく風通しのよいところに置いて保管してくださいね。
本日の四方山商店イチオシ
シュロって、日本の暮らしになくてはならないものだったんだなあとつくづく思います。
幹から剥いだ皮で作られるホウキは、ハエたたきよりも有名かもしれませんね。
ホウキは一生もの、私も最近家の掃除にホウキを取り入れようか検討しています。
軽くてさっと使えるし、静かだし、意外と掃除機よりいいかもしれません。
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