床の間をDIYして、クローゼットにリメイクしよう!

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古い一軒家を借りたら、ほぼ必ずあるといってもいい床の間。

床の間とは、掛け軸をかけたりお花を飾ったりしているあのスペースのことです。
特にそのままで問題なければいいのですが、今の生活様式に合わず「ここが活用できたなら」と思う人たちも多いことでしょう。
私もその一人でした。

古い家はクローゼットがない!

そう、古い家にはクローゼットはありません。
あるのは押し入れ、そして床の間。

ワンピースとかコートとか、長めの衣服をかけておける場所がないのは相当不便。
不便すぎて、私は引っ越しのときに使った段ボールの洋服掛けを5年くらいそのまま使ってました。
まあ、エコといえばエコなのですが、見た目として全く素敵ではありませんね。

この床の間をクローゼットにできたら・・と妄想を膨らます日々。
ようやく重い腰をあげたのはこの家に越して4年目。

DIYの師匠にも手伝ってもらって床の間のリメイクをスタートしました!

まずは出来上がりのイメージを考える

今回、床の間のクローゼット化とともに、飾り棚のリメイクも行うことにしました。
以前記事にした天袋を棚にするリメイクと同じです。

天袋の活用術!オープンにして見せる収納へDIY

古くて暗い印象になりがちな引き戸をはずして全面見える化。
それまで湿気がこわくて全く利用できていなかった場所を有効活用できるようにします。

部屋全体をどういう雰囲気にしたいか、トータルで考えることがとても大事です。
今回は「全体的な暗い印象を明るくしたい」「「湿気がこもりそうな小分けの引き戸はなくしてオープンな棚にしたい」というポイントで考えました。

寸法を測って設計図をつくる

さて、全体の出来上がりのイメージができたら寸法を測って設計図をつくります。
それに合わせて材を購入。

それぞれ必要な大きさにカットしていきます。

我が家は一応賃貸なので壁を傷つけないようにと思ったのですが、やはりそこは限界があり、一部直接壁に打ちつけることになりました。
我が家はDIYを許されているのですが、そうでない家では気を付けてくださいね。

壁にベニヤをはる

まずは湿気対策として壁とベニヤ板の間にエアキャップを挟んで打ちつけます。
今回はエアキャップを使いましたが、発泡スチロールであればもっと安定してはりやすいと思います。

角には細目の角材(写真)、左右の壁の中央にはポールを固定する厚めの角材を打ちつけます。

ポールを取りつける

今回は本格的に金属のポールを取りつけました。

私は師匠が寸法に合わせてカットしてくれたのですが、金属は自分でカットできない人がほとんどだと思います。
ホームセンターなどカットしてくれるところがあれば、そこで寸法に合わせてカットしてもらってください。

金属のポールをしっかり取りつけられると、安心してガンガン服をかけられるので便利です。
私の場合は特に、ここには重いコート類をかける予定だったので大変助かりました。

天板をつける

天板はつけてもつけなくてもいいと思いますが、つければホコリ除けにもなりますし、上にも物が置けて便利です。

天板もベニヤ板を使用。
今回はベニヤを2枚つないだので内側に角材をはってます。
仕上がりで2本ついてるのは、見た目のバランスでつけたので1本は意味はないです(笑)

最後は天板の全面に枠をつけて完成!
これをするのとしないのとでは仕上がりのイメージが大きく変わる、と私は思っています。

さて、いかがでしょうか?

<リメイク前>

<リメイク後>
飾り棚も引き戸を外してオープンな棚に大変身。
もともと引き戸だった場所の前側面は、やはり板で隠して仕上げます。
こうすることで全体に統一感が出ますし、明るい印象になりますね。

クローゼットの方は、ロールカーテンをつけてもいいですね。
私はいずれいい感じの衝立なんかを置けたらいいかなあと思っています。

もともと古い家が好きなので、すっかり全部きれいに変えてしまうよりも元の雰囲気を生かした形でどうリメイクできるかということを常に妄想しています。

皆さんもぜひ自分らしくお家のリメイク、挑戦してみてくださいね!

本日の四方山商店イチオシ

古い家には、新しい家にはない楽しみがあります。
それは自分で手を入れる余白がたくさんあるということ。
私も大好きな雑誌「&PREMIUM」のインテリア本には素敵なお部屋がたくさん紹介されています。

いざDIYにトライしてみようと思うと、全部手動はけっこうきつい。
そんな時、こんなコンパクトな電動ドライバーを1本持ってたら何かと重宝しますよ。

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