前編として、このような記事を書きました。
⇒ 雑草だらけの土地を畑にする、草引きの方法と必要な道具
一面を覆いつくす雑草を全て根っこから引っこ抜かなければならないとき、みなさんはどうしますか?
「え、どうするの?」って思った方は、ぜひ前編記事も読んでみてください。
この記事は、雑草は全て引っこ抜いて、土もほぐしてからの話になります。
石灰をまぜる
正確には、土をほぐすときに一緒に石灰をまぜこみました。(笑)
使ったのは、有機石灰。
石灰は何のために播くかというと、酸性に傾いた土を弱酸性~中性にするためです。
日本の土は酸性な場合が多く、ほとんどの野菜は弱酸性~中性の土を好む、なので石灰を撒いて土を弱酸性~中性にする、ということなんですね。
とはいえ、実際にここの土のph値を計ったわけではないので、本当にここが酸性なのかわかりませんが。(笑)
石灰にもいろいろ種類があるんですが、私は有機石灰を使いました。
他の石灰は土が変化する過程で熱をもつので播いてすぐに植えつけはできませんが、有機石灰は変化が緩やかなので、すぐに植えつけをすることも可能です。
というわけで、有機石灰を混ぜながら土をほぐして耕しました。
畝をつくる
ではそもそも、なぜ畝をつくるのでしょうか。
1番の理由は「水はけ」です。
たとえば雨が降ったときに、水が流れ込んだままになってしまうと根がくさってしまいます。
なので畝をつくって水はけをよくするわけです。
他にも、肥料、草引き、収穫などを効率よくするためでもあります。
さて本題の畝のつくり方ですが、これが結構難しい。
まずは畑にするスペースをしっかり決めていきます。
耕した土は周囲のかたい土よりも空気を含んで盛りあがっているので、畑にするスペースだけ一段高くなるように周囲を整えていきます。
そして鍬で掘り下げて畝をつくっていきます。
そう、土を盛って畝をつくっていくんじゃなくて、通路部分を掘り下げることで畝をつくっていくんです。
私、一生懸命土を盛ってました・・。
上記の写真、右の3畝は私が以前つくった畝、左の4畝が今回師匠がつくってくれた畝です。
違いは一目瞭然ですよね。
畝の幅は植えつける野菜によって違いますが、私の畝は狭すぎたようです。
そして私は土を盛ってつくっているので、なんか丸くて貧弱です。
出来上がりの違いが、わかりやすい。(笑)
まあ正解がわかったからといって、それができるかどうかはまた別問題ですよね。
精進します。
本日の四方山商店イチオシ
畝をつくるのに適した農具は平鍬です。
確かにこれなら畝がつくりやすそうですね。
しかもこの鍬、やすっ!
でも正直、個人的には最初にそろえる農具には含まなくてもいいかなと思ってます。
現に師匠は畝をつくるとき、備中鍬を使っていましたし他にも代用できる農具はありそう。
備中鍬は、そろえたい農具です。
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